行事のご案内

国指定天然記念物「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」

鹽竈神社では、
5月10日を鹽竈ザクラの日と定め、
祈願祭を斎行します。


【特徴】
サトザクラ系ヤエザクラで花軸甚だ短く、各花は密に群って着生し、その形状はちょうど枝にピンク色の手鞠が着いている様に見えます。

花弁は35~50枚で縦に皺があり、先端は微凹ありて鋸歯状を呈すのが特徴。

雌蘂は2乃至3枚の緑色小葉に変化します。

花弁の色は淡々紅色で開花初期は紅色淡く、晩期に濃くなっていきます。

花期は、ソメイヨシノよりおよそ10日遅く、4月下旬から5月初旬となります。

葉は初期紅色を帯びた緑色で開花と同時に展開し後に緑色となります。

境内には約60本の鹽竈ザクラがありますが、その内27本が天然記念物に指定されており、桜では珍しい単木ではなく、品種そのものが指定となっています。

主に接ぎ木により育成し、台木はアオハダ(佐野系)とヤマザクラ(利府系)と二種あるが、天然記念物指定はアオハダに継いだ佐野系の鹽竈ザクラ。

境内外に植栽されているものについては指定対象外となっています。

又、京都等他所にて「鹽竈」の名が付いた桜もあるが、何れも単弁にて鹽竈ザクラとは種を異にします。

・あけくれに さぞな愛でみむ鹽竈の
    桜の本に 海人のかくれや  (堀河天皇御製)

・稚木(わかぎ)なる 枝をみじかみたわたわに
    咲きかたまれる 鹽竈桜   (若山牧水)

・浦の名と きこえは遠き陸奥の
    花は軒端に ちかの鹽かま  (後水尾院御製)

・おそく咲き 葉まで見るべき鹽釜は
    しはうちよする 八重の小輪 (花錦(宝暦四年小野嵐山嵐山著))

鹽竈神社の社紋は 図案化した鹽竈ザクラです。